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オフィスを探していると、「セットアップオフィス」という言葉を目にすることがあります。「居抜きオフィスとは何が違うの?」「普通の賃貸オフィスとどう違うの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。実はセットアップオフィスは、特にスタートアップや成長中の企業にとって、コストと時間を大幅に節約できる選択肢です。この記事では、セットアップオフィスの基本から、居抜きオフィスとの違い、メリット・デメリット、そして「自分の会社に合っているか」の判断ポイントまでをわかりやすく解説します。
① セットアップオフィスとは?
■ そもそもセットアップオフィスって何?
セットアップオフィスとは、オーナーやビル管理会社があらかじめ内装・家具・インフラを整備した状態で貸し出すオフィスのことです。
たとえば、以下のようなものが最初から用意されています。
- デスク・チェアなどのオフィス家具
- 会議室用のテーブルやホワイトボード
- インターネット回線や電話回線
- 受付スペースやエントランスの内装
つまり、「鍵をもらったらすぐに仕事ができる状態」になっているのがセットアップオフィスの特徴です。
■ 普通の賃貸オフィスとの違い
通常の賃貸オフィスでは、契約後に自分たちで内装工事を手配し、家具を購入し、インターネット回線を引いて……と、入居までに数週間〜数ヶ月かかるのが一般的です。
セットアップオフィスなら、これらの準備がすべて不要。最短で契約から数日〜2週間程度で入居できるケースも珍しくありません。
② 居抜きオフィスとセットアップオフィスの違い
■ 居抜きオフィスとは?
居抜きオフィスは、前のテナントが使っていた内装や設備がそのまま残った状態で引き渡されるオフィスです。前の入居者の造作(内装・家具など)を引き継ぐ形になります。
■ セットアップオフィスとの3つの違い
1. 誰が内装を用意するか
居抜きオフィスは「前テナントの残置物」です。セットアップオフィスは「オーナーが入居者のために新たに用意したもの」です。そのため、セットアップオフィスのほうが設備の状態が新しく、統一感のあるデザインになっていることが多いです。
2. 退去時の扱い
居抜きオフィスの場合、原状回復の範囲が曖昧になりやすいのが注意点です。一方、セットアップオフィスではオーナー側の設備なので、退去時のルールが比較的明確です。
3. カスタマイズの自由度
居抜きオフィスは前テナントのレイアウトをそのまま使うことが前提になりやすいです。セットアップオフィスは、ある程度の家具の配置変更やカスタマイズに対応してくれるケースもあります。
③ セットアップオフィスのメリット
■ 初期費用を大幅にカットできる
通常のオフィス移転では、内装工事費・家具購入費・インフラ整備費などで数百万円〜数千万円かかることも。セットアップオフィスならこれらが不要なので、初期費用を大幅に抑えられます。
■ 入居までのスピードが速い
内装工事や家具の手配が不要なため、契約からすぐに入居できます。急な人員増加やオフィス移転にも柔軟に対応できるのは大きなメリットです。
■ 移転の手間が少ない
内装業者の選定、家具の発注、搬入の立ち会い……。通常のオフィス移転では担当者の負担が非常に大きくなります。セットアップオフィスなら、これらの手間をほぼゼロにできます。
④ セットアップオフィスのデメリット
■ 自社のブランドに合わせにくい
あらかじめ内装が決まっているため、「自社のコーポレートカラーに合わせたオフィスにしたい」「独自のデザインにこだわりたい」という場合には向いていないこともあります。
■ 月額賃料がやや高めになることも
初期費用が抑えられる一方で、家具や設備のコストが月額賃料に上乗せされているケースがあります。長期で入居する場合はトータルコストを比較検討することが大切です。
■ 物件数がまだ少ない
セットアップオフィスは近年増えてきてはいますが、通常の賃貸オフィスと比べると物件数はまだ限られています。希望するエリアや広さで見つからないこともあるかもしれません。
⑤ セットアップオフィスが向いている企業
セットアップオフィスは、以下のような企業に特に向いています。
- スタートアップ・創業間もない企業:初期費用を抑えたい、すぐにオフィスが必要
- 急成長中の企業:人員増加に合わせて柔軟にオフィスを変えたい
- プロジェクト単位で拠点が必要な企業:期間限定で使いたい
- オフィス移転の手間を減らしたい企業:担当者のリソースが限られている
逆に、「完全に自社仕様のオフィスを作りたい」「10年以上の長期入居を前提にしている」という場合は、通常の賃貸オフィスのほうが合っているかもしれません。
⑥ まとめ
セットアップオフィスは、「すぐに」「手間なく」「低コストで」オフィスに入居したいという企業にぴったりの選択肢です。
居抜きオフィスとの違いを理解した上で、自社の状況や予算、入居期間に合わせて最適なオフィスタイプを選びましょう。
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